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糖度ぐんぐん上昇で高品質みかんへ!

カンキツ農家さんの栽培レポートその3!

皆様こんにちは。
残暑厳しい日々が続いておりますが、
暑さに負けず元気に甘彩六花ブログをお届けして参ります!

今回は、三重県熊野市のカンキツ農家・上ちゃんからの温州みかん栽培レポート第3弾!
(今までのみかん栽培レポートは「上ちゃん日記」からどうぞ!)

9月上旬~12月下旬にかけての収穫シーズンを控える現在の温州みかん達。
細胞質増加期(果実肥大期)と呼ばれる7~8月は
糖度アップをはじめと品質向上のために、樹体の栄養状態を整えることが大事な時期です。

こちらは極早生温州の中でも全国一早く、9月上旬から出荷できる「味1号」という品種。
糖度10度以上を目指して、絶賛栽培中!

上西さんのミカン栽培

横径50ミリ(8月8日時点)、肥大良好!

甘彩六花シリーズの肥料を使用する上ちゃんに、
そんなこの時期の施肥方法について話を伺いました!

1:糖度アップに甘彩六花(アマイロリッカ)!

今年は例年に比べ梅雨が長かったことで、果実の肥大は良好なものの、みかんの糖度が低い状態です。収穫までの約1ヶ月で糖度をいかにアップできるかが目下の課題です。

糖度を上げるためには、光合成を促進させることが重要です。
甘彩六花は、植物が活発に光合成を行うために必要なリン酸を含んでおり、8月中に3回程度葉面散布することで、糖度上昇に大きな効果が期待できます!

さらに、上ちゃんの農園では、「マルドリ方式」という栽培方法を採用しています。
地面にマルチシートを敷き、雨水を遮断し、水分ストレスを与えることで糖度上昇を図る「マルチ栽培」、みかんに必要な水分を与えるための「ドリップ灌水」という2つを組み合わせたもので、このマルドリ方式での栽培により、みかん本来の甘さを引き出しています。

マルドリ方式
以下がそのマルドリ方式の様子!

 

上ちゃんのミカン栽培

<2枚目の写真>
写真真ん中にある金属の棒は、直管巻取り方式と言って、
ハンドルを付けて回せば簡単にマルチの開閉が可能です。
下の方にある黒いホースのようなものは、点滴灌水(ドリップ)で、
スイッチ一つでかん水可能なものです。

2:果皮強化に「健花(スコヤカ)」、
着色促進に「七彩(ナナイロ)」!

品質向上に重要なのは糖度だけではありません。
浮皮を予防し、果皮強化および腐敗軽減につなげることを目的に「健花」、
鮮やかな果皮色に仕上げる着色促進を目的に「七彩」
を、
8~9月にかけて2~3回程度葉面散布しています。

ミカンの品質には内容上の品質と外観上の品質があり、内容・外観ともにそれぞれの肥料でアプローチしてあげることが、高品質なみかんづくりのカギになります!

ご覧頂いた通り、品質向上に大きな効果が期待できる甘彩六花シリーズは、
すべてのカンキツ農家さんにおすすめできる肥料となっておりますので、
ぜひご使用ください!

温州みかんの収穫はもうまもなくです!
上ちゃんが丹精込めて栽培したみかん達はどのような仕上がりになるのか、今から待ち切れません!
次回のレポートもお楽しみに!

 

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