北海道日記

小麦の生殖生長を妨げず、根量をどんどん増やす!

皆様こんにちは。甘彩六花ブログです。
前回(高い発根促進力で、小麦の収量大幅アップ!)に引き続き、
もう一件、秋まき小麦に対する活根彩果の散布試験についてご紹介いたします。

今回の試験にご協力頂いたのは、北海道士別市多寄町の石川農園さんです。

isikawa1

こちらで栽培している「きたほなみ」について
本試験では、千粒重及び製品歩留りを測定しました。

以下が試験結果となります!

isikawasiken

詳しい試験内容については、最後をご覧ください!

本来であれば活根彩果は、種をまいて雪をかぶる前や、起生期に散布頂くのが効果的です。

今回はご都合により散布時期が6月と遅めになってしまいましたが、それでも対照区と比較して試験区では収穫量が7.3%増加、製品率が8.4%も高いという数字が出ました!
さらに、千粒量こそ微増となったものの、製品重量は16.5%も増加という結果に!

たとえ終盤の散布でも、根量の増加による栄養分の吸収増で子実重量・製品率アップにつながる形となりました。
このことより、活根彩果は生殖生長を妨げることなく根を増加させることができる肥料であると言えます!

以下が、5月12日に撮影した活根彩果を実際に散布した小麦畑の様子です。

石川農園 小麦1

根量が増えたおかげか、
成長中の茎も生き生きとしているように見えます!

石川農園 小麦3

また、生育を見守ってきた石川さん曰く、
活根彩果を散布した小麦は、粒張りが良くなりくずが少なくなった印象があったそうです。
粒をしっかりと大きくし、くずとして抜け落ちてしまう分を底上げできたのではないかという実感の声を頂きました。

このように活根彩果は細根の量を増やし、小麦の収量増に大きな効果をもたらします!
小麦農家の皆様、ぜひご活用ください!

最後に、詳しい試験内容について記載させていただきます!

・使用商品:活根彩果(カッコンサイカ)
・試験場所:北海道士別市多寄町
・品種:きたほなみ
・播種日:2019年9月10日
・散布日:2020年6月5日、6月12日
・調査日:2020年8月20日
・散布方法:500倍希釈液を2回、葉面散布(100ℓ/10a)
・散布コスト:1反1回当たり原液を200ml(460円)使用×2回散布 1反当たりのコスト920円

詳細な使用方法や、栽培についてのお悩みなどございましたら、ぜひお気軽にお問合せください!

関連記事一覧