北海道日記

秋まき小麦のあっと驚く分げつ促進効果

この度の豪雨により、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
避難されておられる皆様、復旧作業に従事されている皆様の安全と、被災地域の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

今回は北海道担当の喜多が、甘彩六花シリーズをご使用頂いている2つの小麦農家さん達に
肥料を使用した実感を伺って参りましたので、2回に渡ってそのレポートをお届けします!

まずお話を伺ったのは、
旭川市東旭川地区の農事組合法人 日の出生産利用組合の
副組合長・荒内さんと管理担当・安倍さんのお二方です。

写真左:安倍さん、右:荒内さん

小麦農家

こちらで栽培しているのは、「ゆめちから」という品種の秋まき小麦です。
秋まき小麦はその名の通り秋に種をまき、雪の下でじっと寒さを耐え忍ぶ冬を越え、雪解けをした後から元気に生長し、7月下旬にかけて収穫されます。

日の出生産利用組合の方々には、越冬した小麦が生長を始める起生期に与える肥料として「活根彩果」を、出穂期~穂にボリュームが出始める乳熟期にかけての肥料に「健花」・「甘彩六花」をご使用頂いています。

活根彩果(カッコンサイカ)
散布日:4月10日
散布方法:500倍希釈で葉面散布を実施

小麦栽培において有効茎数をいかに確保するかがその後の収量を決定づける重要な要素となります。
そのためには、起生期に健康な根の充実を促進してあげることが欠かせないポイントです。

活根彩果を散布した小麦の様子を伺ったところ、農家さん方の肌感として「茎の数が増える分げつが進み、有効茎数も増えている気がする」と、根張りの向上による実感の声を頂けました!

健花(スコヤカ)・甘彩六花(アマイロリッカ)
散布日:6月9日、6月21日
散布方法:健花1000倍希釈、甘彩六花500倍希釈で葉面散布を実施

小麦の良好な生育の目安として「穂先の種子が10段になる」というバロメーターがあるほど、穂先には健康状態がよく表れます。天候にも左右されますが、健康状態が悪い小麦は種子が歯抜け状態になり、穂先から抜け落ちてしまうこともしばしばだそうです。

健花・甘彩六花の散布により、幼形期から生殖生長因子にアプローチし、細胞分裂を促進することで、健康な小麦の生長や収量増加が期待できます。

二つの肥料を散布した小麦は、種子の抜け落ちも少なく、穂先にぎっしりと詰まっており、生育状態も良好とのことです!

mugi

こちらが生育中の小麦の様子。
写真からも穂先に種子がぎっしりとついているのが伝わってきます!

komugi

7月下旬の収穫が、今から待ち遠しいですね!

以上、一つ目のレポートでした!
そして次回は引き続き、北海道美瑛町の小麦農家さんにお話を伺ってきた様子をお届けします!

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