暑い夏、枝豆がおいしい季節!~3粒房が2倍に⁉~
厳しい残暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
農作業を行われる際は水分補給をしっかり行ってくださいね。
本日は千葉県での枝豆栽培試験の結果をご紹介したいと思います。
試験にご協力いただき、ありがとうございました!
試験に使用した枝豆の品種は「湯あがり娘」。
トンネル早熟から露地抑制まで栽培可能な中早生種です。
茶豆特有の甘味と芳香があり最高の食味と賞される枝豆です。
枝豆にはビタミンB1・オルニチンが多く含まれており、
スタミナ不足の回復や疲労回復に効果があり、夏バテ予防にはピッタリの作物です!
4月6日播種の枝豆に、健花(スコヤカ)を500倍希釈で4回葉面散布しました。
(散布日:5月10日、5月20日、6月2日、6月12日)
7月5日に健花を散布した試験区と対照区それぞれ20株ずつ収穫し、
1,2,3粒房の数と重さを調査しました。
結果は、なんと3粒房の数が2倍以上に増加しました!
対照区:5個14.7g 試験区:11個34.2g
さらに、1粒房の数は40%減少し、2粒房は26%増加しています!
2粒房 対照区:99個(217.6g) 試験区:125個(305.1g)
1粒房 対照区:97個(139.1g) 試験区:69個(96.0g)
全房合計では対照区371g、試験区435gと17.2%増加しました!
健花(スコヤカ)を散布することで、細胞分裂が促進され、
2,3粒房を2割近く増加させることができました!
また、1房あたりの重量増加も見られ、1粒1粒の比重が増していることがうかがえます。
今年7月の市況(1000円/kg)では反当たり約22000円増収できたことになります。
健花3~4回散布のコストは反当たり1500円~1840円です。
農家様はこの増加量には大変驚かれ、また、ご満足いただくことができました。
健花は枝豆だけでなく、大豆や小豆、その他豆類や小麦などの穀類、
ジャガイモなどのイモ類の収量増加に大変効果があります!
皆様、ぜひ1度お試しください。
ご質問やご相談がありましたら、いつでもご連絡下さい!お待ちしております!