作物

みかん栽培における隔年結果の対策とは?カンキツ農家さんの栽培レポートその9

皆さん、こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
コロナ渦で例年とは変わった年末年始となる方も多いかと思いますが、2020年も残すところあとわずかなので、悔いの残らないよう頑張っていきましょう!

 

さて今回は三重県熊野市のカンキツ農家・上ちゃんからの温州みかん栽培レポートその9です。上ちゃんの畑では毎年隔年結果が出ないのでその対策について伺いました!

上ちゃんは普及員時代から甘彩六花シリーズを使っている畑だけ隔年結果にならない!と驚いておられました。甘彩六花シリーズを信頼してくれているが故、上ちゃんは毎年他の方に比べて倍の量を成り込ませますが、それでも隔年結果が出ません!

上ちゃん自身も「毎年かなり成り込ませているので来年は隔年結果になるのではないかと心配もしているけど、甘彩六花シリーズのおかげで隔年結果を防げるので安心しています!」とおっしゃっていました。

 

なぜ甘彩六花シリーズを使用すると良いのか、上ちゃんが実践している2つの対策を紹介します。
まず1つ目は、樹勢回復のため、収穫を終えた後に甘彩(アマイロ)を数回散布すること!
隔年結果になる要因の1つが着果過多による樹勢の衰弱なので、まず樹勢回復をさせることが重要なポイントです!

 

続いて2つ目は、花芽分化促進のため、来年2月に六花(リッカ)を数回散布すること!
六花には強い生殖成長作用があり、使用すると花芽分化を促進させるのでベースとなる花数が増えます。これは裏年といった隔年結果が出ないことに大きな効果があります。
上ちゃんは、12月温州ミカンの収穫を終えたら、この2つの対策を徹底して行うそうです!

 

こちらは上ちゃんの早生温州。
隔年結果に負けないみかんの樹

見て分かるくらい、こんなにたくさん実を成らしても、サイズ良し、糖度良しのみかんを収穫することができました。
甘彩六花シリーズは隔年結果の予防・是正する効果がかなり高いので、みかん農家の方にはとてもおすすめですよ!

 

以上、上ちゃん日記でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

今年1年、たくさんの方に喜びの声をお寄せいただきました。
本当にありがとうございました。
2021年はより多くの方々に喜んでいただけるよう、引き続きブログ更新していきますので、皆さんどうぞよろしくお願いします!

それでは良いお年をお迎えください!

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