最高品質のジャガイモの収量を1.2倍に!

九州で1位、2位のジャガイモ生産量を誇る鹿児島県長島町。鹿児島県の北西部に位置し、温暖な気候と青く美しい海岸線に恵まれたこの町の赤土で作られるジャガイモは甘味が強く、鹿児島県のブランド指定を受けている最高品種の一つである。
ここで、最高品質の「赤土ジャガイモ」を生産する M.I さんに、ジャガイモ栽培への健花(スコヤカ)の効果について語っていただきました。

− M.Iさんの圃場は日当たりが良く、ジャガイモ栽培に最適。米ぬかや酵素を独自に配合した赤土で栽培する自慢のジャガイモですが、栽培には苦労される点が。

「ジャガイモ栽培は、ただ肥大させれば良いわけではなく、また、数が多くとれれば良いというわけでもありません。大きすぎても、小さく ても価格が下がってしまいます。価格の高い、M、L、2L辺りの、いわゆるチップサイズの数量をいかに増やすかが重要なのですが、最適サイズの数量だけを増加させていくことは、そう簡単にできるものではありません。
また、防除は収穫までに4~5回必ず行っているものの、一部の圃場では毎年疫病や軟腐病が発生してしまいます。病気を防ぐことができれば、もっと収量が増やせるはずです。」

M.I様

− 収量増加のため施肥や防除を試行錯誤する中、「カルシウム剤 健花(スコヤカ)」が、チップサイズの増加に効果が高い、と耳にしたM.Iさん。防除の際に混用するだけで手間を増やさずに収量を増加できるなら、と試してみた健花(スコヤカ)でしたが、その効果は期待以上でした。

「早速、防除の際に500倍希釈で混用散布しました。効果を実感したのは3回目の散布時。どれほど効果があるのかと、無散布区を設けていたのですが、明らかに散布区の生育が早く、茎の太さや葉の厚みに違いがありました。無散布区の上部の生育が8割程度の時に試験区ではすでに生育止まりしていました。イモのつき方が気になり、3本ずつ引き抜いてみると、無散布では平均14個のイモがついていたのに対し、散布区ではなんと、20個以上のイモがついていました。これは期待できる、と思いました。」

− イモ数の多さに喜びつつも、イモが小さくならないか少々心配もしていたというM.Iさんでしたが、その心配は不要でした。

「昨年の全体収量は1反あたり3125kg。今年は2割増加し、3750kgでした!さらに驚いたのはサイズの平均値。2S、Sサイズの数量は45%減少し、L以上の数量が34%増加しました!ただイモ数を増やす、またはただ大きくするのではなく、チップサイズの数量をこれだけ増やすことができたのは健花が初めてです。」

− 一般の黒土栽培に比べ、2割程度収量が劣る、赤土栽培のジャガイモ。
しかし、その表面の美しさや品質の高さから、黒土栽培に比べ2~3割高値で取引されています。
実際にM.Iさんのジャガイモの価格にはどの程度影響があったのでしょうか。

「健花を散布したジャガイモは表面が滑らかで手触りが良く、大変見た目の良い奇麗なイモがとれました。赤土ジャガイモはもともと価格が良く、今年の市況で1kgあたり180円~200円。しかし、健花を散布したジャガイモは1kgあたり280円と約1.5倍の価格を付けてもらうことができました。数量が1.2倍になっていることも加味すれば、反あたり45万円ほど増収できた計算になります。周辺農家さんたちにかなり差を付けられたのではないでしょうか。」

− 収入の大幅増加に驚かれたM.Iさん。一方で、病気の予防に関する効果は感じましたか。

「合計4回の防除での混用散布を行ったのですが、今年は懸念していた疫病や軟腐病などの病気も発生しませんでした。健花との相乗効果が、病気を予防することにも繋がったのだと思っています。カルシウムで葉や茎が硬くなり菌が入りにくくなったのでしょう。また、健花を散布すると葉がしっかり立つので、農薬がよりかかりやすくなったことも考えられます。」

−「過去にこれほど良いジャガイモをこんなに収穫できたことは無い!」と喜んでくださったM.Iさん。

これからも、こだわりの高品質な赤土ジャガイモを多くの食卓にお届けできるよう、健花でさらに高品質のジャガイモを、より沢山生産できる農業を目指していきたいと、自信あふれる笑顔で語ってくださいました。